アライグマは、誰でも捕獲していいの?
アライグマは、誰でも捕獲してもいいのかと聞かれたら、それは「NO」です。
誰でも捕獲しても大丈夫だろう、そう思う方もいらっしゃると思いますが、アライグマは特定外来生物であり、勝手に捕獲・輸入などしてはいけないとなっています。
捕獲するには、市役所などの許可・もしくは捕獲に必要な免許が必ずいります。
捕獲を考えている方は、免許を持っていない場合・許可を貰っていない場合は、それぞれ取得しましょう。
お題でもある、捕獲してしまった後は、どうすればいいのか説明していきます。
捕獲する・捕獲してしまったら?・注意する事は?
まず、アライグマは特定外来生物であり、駆除する必要があります。
農作物や文化財など被害があり、アライグマの数が増えているのも、現状です。
しかし、農作物以外にも注意しなければならない事があります。
例えば・・・
- 狂犬病(アライグマはイヌ科でもあるので、かかる事があります)
- レプトスピラ症(これは、人にも感染する病気で、特に飼い犬が感染すると亡くなる可能性の高い病気になります)
- アライグマ回虫症(視覚障害や亡くなる恐れがある危険な、寄生虫による病気です)
- アライグマ糞線虫症(皮膚炎や腸管寄生を、起こす病気です)
上記、病気などがありますので、注意が必要です。
コピペ疑惑#アライグマ#平川動物公園 pic.twitter.com/8HPAltpny3
— 白谷雲瑞 (@shirataniunsui) 2017年10月20日
捕獲してしまった場合、どうすればいいのかお話しします
例えば、自宅の敷地内に侵入したアライグマを、捕獲してしまったとします。
捕獲したら、すぐに市役所や村役場に連絡をしましょう。
捕獲後、連絡をしてすぐには回収ができない場合があるので、回収まで自宅で保管しないといけない事もあります。
動物などの回収日が、あるのですが、各自治体や市町村で、日が異なったり方法が違ったりする場合があるので、各市町村などのHPで確認する・もしくは電話であれば確実だと思いますので、電話で聞いたりしましょう。
絶対に、自己判断で処理をしないようにしましょう。
場所によっては、市役所が対応出来ない等で、「そちらで処分してください」と、言われることがあるそうです。
もし、そう返答された場合は、自治体の農政課や動物愛護センターに、連絡するのも1つの方法ですので、参考にしてみてください。
ちなみに、勝手に他の人に譲渡したり、飼育したり、輸入したりするのも禁止です。
まとめ
捕獲してしまったら、自己判断で行動せずに、まず市役所などに連絡をし、対応してくれるのであれば、指示に従いましょう。
市役所が、対応できないと返答されたら、愛護センターや農政課に連絡しましょう。
その他に、病気も危険なので、扱いには気を付けましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。