最近、街中でも見かけるようになったアライグマをご存知でしょうか。
動物園で食べ物を洗う可愛らしい姿から話題になった動物ですが、その性格はとても荒く、凶暴だと言われています。
しかし、そんなアライグマですがパッと見ただけではレッサーパンダやタヌキと見間違えてしまうことも多々あり、迂闊に近寄って怪我をしてしまうという問題も発生しています。
そんなアライグマは、クマという名前がついていますが、クマと同じ種類の動物なのでしょうか。いったいどんな動物なのかをまとめていきたいと思います。
アライグマはクマと同じ?
アライグマは、名前に「クマ」とついていますが、実際にはクマとは別の種類の動物になります。
クマは、クマ科という分類になっているのに対し、アライグマはアライグマ科という分類になっています。かなり広く分類すると、アライグマもクマも同じ仲間にはなりますが、細かく分類すると全部別の分類の動物になります。
パッと見てみると似ている動物のタヌキもアライグマと同じアライグマ科なのかと思われるのですが、実際はタヌキはイヌ科に属しています。
クマと名前が付きつつも、アライグマはクマの仲間ではなく、タヌキとも違う種別の動物です。
アライグマはどんな動物?
クマとは違う、タヌキとも違うと言われると、アライグマはいったいどんな動物なのだろうと気になるかと思います。
アライグマというのは、夜行性の動物で木登りや泳ぐことが得意な動物です。
タヌキとは違い2本の足で立つことができ、食べ物を洗って食べる姿が特徴的です。雑食性なこともあり何でも食べる動物です。
性格は他のタヌキやレッサーパンダに比べると凶暴な動物ですが、実際はただ臆病なだけだとも言われています。自分から攻撃をしてくることはまずあり得ないと言われます。ただし、牙がとても鋭く噛む力もとても強い動物です。さらに、噛まれるとそこから病原菌が体内に入ってしまうことも多々あり、注意が必要と言えます。
まとめ
アライグマとクマは違う種族ではありますが、動物の中でも雑食性の動物は危険がある場合が多いです。その点においては、本当に危険だと言えます。
街中や、登山中に出会った場合は、あまり刺激をしないようにしながら回避するようにしなければいけないと思います。