動物園でもおなじみのアライグマ。

見た目も愛らしくかわいい動物ですが、現在では野生のアライグマは日本のほとんど全国に生息し民家や農作物に被害をもたらしています。

そもそもアライグマが野生化、増加したのは人間の責任です。

1960年代にラスカルによってアライグマは世間に知られ、輸入され、家族の一員であるペットとして可愛がられました。

アライグマは幼少期は人にも懐きますが、成熟すると凶暴化し手に負えなくなってしまいます。

すると飼い主たちは飼育を放棄し、自然に放たれたアライグマは野生化、また強い繁殖力によってその数と生息地を全国各地へと広げてしまいました。

特定外来生物にも指定されていて、見つけた場合は捕獲し、駆除されます。

もちろん一般人による飼育や捕獲、保護、保管は禁止されています。

前置きが長くなってしまいましたが、アライグマを見つけた時、駆除にはどれくらいのお金がかかるのでしょうか。

今回はその疑問にお答えします。

アライグマの駆除の方法と価格とは?!

アライグマは特定外来生物に指定されているため、各自治体に申請すれば無料で捕獲ワナを借りることができます(自治体によっては貸し出しをしていないところもあるので、住んでいる自治体へ確認してください)。

その他の方法としては専門の業者に頼む方法があります。

業者によって価格も異なりますが、いくつか例を挙げたいと思います。

捕獲オリは一ヶ月設置するのに1万円程度、オリを設置するには必ず許可が必要になってくるので、有害鳥獣駆除の申請を代行してやってもらうためには3,000円程度。

その他に捕獲した個体を回収、処分してもらうのに2万円程度。

捕獲できるまでエサ交換を業者にやってもらう場合は3,000円程度が必要になってきます。

シチュエーションとどこまで業者にやってもらうのかによって、価格に差が出てくるので、本格的に捕獲・駆除を希望する場合は各業者のホームページで確認することをおすすめします。

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まとめ

自治体にワナだけ借りるのか、業者に全部やってもらうのか、自分のできないところは業者にやってもらうのが良いでしょう。

アライグマは見た目よりもずっと凶暴なので、素人が捕まえるには危険が伴います。

十分注意して捕獲に臨んでください。

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