日本には本来野生ではいないはずであったアライグマ。
アメリカからきた外来種でありながら、現在では日本全国に生息するといっても過言ではないくらい、日本全土生息地の拡大を見せています。
アライグマは雑食性であるため農作物を食い荒らすだけでなく、在来種であるザリガニやカエルの卵、小動物までも食べてしまいます。
また、建物に入り込み木造の家や民家、文化財にも被害を及ぼしてしまいます。
成熟したアライグマは気性も荒く凶暴であるため人やペットにまでも被害をもたらす可能性があります。
アライグマは害獣にも指定されていて被害を申請し許可が下りれば駆除することができます。
アライグマを見かけたら?
アライグマは気性が荒いので、危害を加えたり、驚かせると、逆に襲ってくる可能性があります。
理由なしに襲ってくることはあまりないようですが近所に住み着いていると思うと怖いですよね。
では実際にアライグマを見かけたらどこに連絡を入れればいいのでしょうか。
それは市役所や保健所です。
自治体によって違いはありますが、担当部署に連絡を入れれば捕獲器を借りることができたり、専門家を派遣してもらったりすることができます。
自治体に対応してもらえない場合は専門業者に相談し、駆除してもらうこともできます。
かわいいアライグマが捕獲、駆除されてしまうのは残念ですが法律によって狩猟鳥獣に指定されていているので仕方がありません。
また、アライグマは特定外来生物にも指定されているため、たとえ専門業者であっても捕獲地から移動させることができません。
そのため捕獲地で処分することになります。
悲しい現実ではありますが、法律で決められている以上守る以外何もできません。
専門業者は狩猟の免許も持ち、捕獲、駆除、予防までしてもらうことができます。
保健所や市役所に連絡をまずいれてから、対処法や専門業者に頼むのか否かを決めましょう。
まとめ
駆除には特別な免許や許可が必要です。
市役所や保健所に行って相談してみるといいかもしれません。
また、専門業者に頼めば丁寧にやってくれるので頼んでみるのもいいかもしれません。