アライグマは1960年代に輸入し、一般家庭で飼育されていました。

可愛らしい見た目で愛されていましたが、成熟するにつれ凶暴化するという理由で徐々に飼育放棄される個体数が増え、放棄されたアライグマは野生化、そして大幅に増加してしまいました。

現在では特定外来生物として指定され、飼うことも保護することも禁止されています。

では、アライグマがいざ自分の前に現れ、被害等を受けるようなことがあった場合、どういった駆除方法を取ればいいのでしょうか。

今回はアライグマの駆除方法を紹介します。

アライグマ 駆除 方法

そもそもアライグマによる被害は??

主に挙げられる被害としては、住居や農家や神社へ住みつく、農作物を荒らす、日本の在来種への被害や生態系への被害などがあります。

アライグマは夜行性で5頭前後の子供を毎年産むためどんどん数が増えてしまいます。

また、アライグマという名称からも分かるように手先がとても器用で、木登りも上手です。

そのため簡単に網の蓋を開けたり、穴を開けてしまったりすることができます。

木登り上手なことから民家の天井裏に登ることも容易です。

知らない間に住みついているなんてこともあるので違和感を覚えたらすぐに調査をしましょう。

駆除や捕獲は?!

アライグマは現在ではほとんど全国に生息地をひろげ、また外来生物法によって積極的に駆除が行われているため自治体に問い合わせれば場所によっては捕獲ワナを借りることができます。

設置してもアライグマを捕まえるためには1ヶ月ほどワナを置いておく必要があるので設置したい際には早めに対策をとりましょう。

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捕獲の注意点

アライグマは捕獲された後基本的にはその場での駆除が前提になります。

捕獲箱、捕獲ワナで捕獲するのが一般的です。

自治体に問い合わせれば捕獲ワナを借りられると先に述べましたが、実際アライグマはとても凶暴で怪我をする恐れがあります。

そのため一般人が無理に捕獲を試みるのは危険です。

プロの業者もいるので選択肢の一つとするのもいいでしょう。

まとめ

もともとアライグマが野生化してしまった原因は人間にあります。

一時は家族の一員として愛されていたアライグマも現在では捕獲されたら命を絶たれる処分をされるという悲劇が起きてしまっています。

駆除されてしまうのは残念に思われますが、日本の生態系のためにも正しい捕獲手段を取り、早めの対策を取りましょう。

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