クマという名前の割に小柄で可愛いアライグマ。
動物園でみる、何かを洗う行為はとても愛らしいですよね。
今回はアライグマの生息地と日本にも生息しているのか等をお教えします!
そもそもアライグマってどんな動物?
アライグマはアライグマ科アライグマ属に分類されている哺乳類で、タヌキのような見た目をしています。
アライグマという名前は前足を水に入れて、獲物を探す姿により付けられました。
そしてアライグマは雑食で、小動物を捕獲して食べます。
もともとは北アメリカが原産で、日本には外来種として生息しています。
また、ヨーロッパにも外来種として生息しています。
日本に外来種として移入してからは、農作物や生態系への影響が大きく問題となっています。
生息地とは?!
原産はアメリカ合衆国、カナダ南部、中央アメリカです。
日本に移入されてからは広い地域に生息していて、国立環境研究所によっても生息地はほとんど全国とされています。
アライグマの生息地は一般的に水辺に近い森林ですが、湿地や農耕地、海岸、都市にも生息することができる等、適応能力が長けています。
岩穴や畜舎、人家などを巣とし生活します。
アライグマが日本で野生化してしまった理由として1962年に愛知県の動物園から集団で逃走した12頭によると考えられています。
その後、1970年代に飼育ブームとなり日本各地で飼育されたものの野生化、捕獲されたものの奥山放出によりさらに全国のあらゆるところに拡大したとされています。
アライグマの体の特徴は?
ほとんどどこにでも生息できるアライグマの大きさは知っていますか?
個体差はありますが平均的には頭から胴までの長さが40〜60センチ、体重は4〜10キロ、大きいものだと20キロのものもいます。
毛の色は灰色や明るい茶褐色で、尻尾には黒い輪が4〜10本あります。
まとめ
可愛らしいアライグマですが、現在では日本の全国各地に生息し拡大を広げています。
特に農業被害に影響があるため計画的に箱わなやエッグトラップにより捕獲、駆除されていますがあまり効果が見られていないのが現実です。
日本の侵略的外来種のワースト100にも選ばれるなど問題があると知っておくのも大事ですね。