可愛らしい見た目で人気のアライグマ。
動物園ではしばしば見かけますが、実は日本のほとんど全土で生息しているといってもいいほど数を増やし、野生で生息していると知っていましたか?
以前はペットとしても飼われていたアライグマですが、飼育放棄した人がいたり、運動神経の良さにより動物園から逃げ出したりといった原因で野生化し生息域を広げています。
凶暴かつ建物や生態系、農作物に被害をもたらすとして害獣として指定されています。
アライグマを捕獲?!
アライグマは害獣でもあり、特定外来生物にも指定されているので、許可のない捕獲、飼育、移動させることなどが全て禁止されています。
命を絶つ処分をするときでさえ、捕獲した場所から移動させて処分するということはできません。
その場から動かすことは禁止なので、その場で処分することしかできません。
では、アライグマの被害を受けたりした場合にはどのようにして捕獲すればいいのでしょうか。
平均して、1匹捕まえるのにワナを設置してから1ヶ月ほど放置、様子見をする必要があります。
捕獲方法とは?
アライグマの生息地として確認されている場合は、自治体などで防除の計画等をしている可能性があるので市役所や保健所に聞いてみるといいかもしれません。
積極的に駆除を行っているはずです。
自治体の担当部署に問い合わせれば、無料で捕獲用のワナや檻を借りられる可能性があります。
捕獲には特別な資格と許可が必要になるので、自分でやる自信のない方は、専門の業者に依頼することをお勧めします。
個人的に捕獲する際に凶暴なアライグマが襲ってくる可能性も大いに考えられるので十分に注意してください。
自治体の場合、アライグマの侵入箇所や処分後の対処までしてくれないこともあるのでそういう面においても専門業者に依頼した方がアフターケアまでやってもらうことができて良いと思います。
まとめ
残念ですがアライグマは捕獲されるとそのままその場で駆除されてしまいます。
捕獲、処分には特別な許可が必要になるので、それらを踏まえた上で適切な方法をとってください。