毛皮にはラビットやリス、ミンク、フォックス等様々な種類がありますが、「ラクーン」という表示の毛皮があった時、それが何の動物の毛皮なのかわかりますか?

今回はこの疑問にお答えします。

アライグマ 毛皮 値段

「ラクーン」には2種類ある?!

フォックスといえばキツネ、ラビットはウサギを示すように、毛皮業界でのそれぞれの毛皮の呼び方があります。

ラクーンは英語でアライグマを示しますが、タヌキもラクーンと表記され消費者が混乱するという時期がありました。

タヌキは英語でラクーンドッグと言いますが、ロシア産のタヌキはロシアンラクーン、中国産のタヌキはチャイニーズラクーンと呼ばれ、その呼び方が一般化してしまいました。

日本もその影響を受け、他国に合わせて同じようにタヌキをラクーンと表記するようになりました。

しかし2007年に公正取引委員会によって日本人にわかりやすいようにしなければならないということで「ラクーン/タヌキ」と表記されるようになりました。

でも買った年によって注意が必要?!

先ほど2007年に公正取引委員会によって表記が変わったと言いましたが、それはつまり2007年以前のラクーン表記の毛皮には注意が必要ということになります。

素人ではアライグマとタヌキの識別は難しいので、自分が思っていたのとは逆の毛皮を購入している可能性があります。

気になる場合は専門業者等に依頼し、どちらの毛皮なのか調べてもらうことをお勧めします。

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ラクーン毛皮の魅力とは?!

ラクーン毛皮の魅力とは何なのでしょうか?

主に毛皮に使用されるラクーンは北欧のアライグマです。

また、アメリカ産やカナダ産があり、それぞれアメリカンラクーン、カナディアンラクーンと呼ばれています。

一方でロシアンラクーンやチャイニーズラクーンと呼ばれる毛皮はアライグマではなくタヌキなので、混同しないように気をつけましょう。

ラクーンの毛皮の魅力は保湿性と耐久性に優れているところです。

また価格も比較的安価なため、実用的かつ長く使用したい人にはもってこいの毛皮になります。

アライグマの毛皮は帽子や襟巻きとしても利用されることで有名です。

まとめ

アライグマという意味でのラクーンと、タヌキとしてのラクーンで違いがあることがわかりましたか?

混同しやすいですが、違う動物なので購入希望、販売希望がある方は注意しましょう。

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