最近、大都会と呼ばれる東京でも見られるようになってきたアライグマはご存知でしょうか。

アライグマと聞くと、一世を風靡したアライグマ、風太くんを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。

可愛らしい外見から好まれるアライグマですが、その後ろ姿はタヌキとも似ていたり、ハクビシンと間違えられることもあります。

しかし、アライグマとの違いはもちろんあるのに、なぜ間違われるのでしょうか。

そのことについて、まとめていきたいと思います。

アライグマ タヌキ ハクビシン 違い

アライグマの特徴は?

動物園で、水に果物を入れて洗うことで有名なアライグマですが、その姿を思い出した時、どこかタヌキに似てしまう感じはありませんか。

確かにタヌキに似ていますが、アライグマにしかない特徴もたくさんあります。

まず、尻尾に縞模様があることです。

タヌキの絵を描いてと言われると、多くの人は尻尾を縞模様にして描いていますが、実際は違います。

これは、アライグマだけの特徴で、タヌキには縞模様はありません。

アライグマは、尻尾にリング状の縞模様があり、根元の方まで模様が続いています。

一番大きな特徴は、模様です。

さらに、アライグマは毛の色が灰色系です。

まれに茶色系もいますが、基本的に灰色なので、タヌキとすぐに見分けがつきます。

顔の黒い模様は左右で鼻の上を通りながら繋がっていることが多く、タヌキとの違いもそこにあります。

塀の上を歩いていたり、木に登ることが多く、電線の上を歩くことが出来るのも、アライグマの特徴です。

これが出来るのは、たいていがハクビシンかアライグマになります。

後ろ足で立ち上がることが出来るのも特徴です。

少し背中は曲がりますが、タヌキや犬、猫ではかなり無理な体勢を、アライグマはすることが出来ます。

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タヌキとハクビシンとは

アライグマの特徴と違うのは、タヌキは尻尾に模様がないことが挙げられます。

さらに、ハクビシンは細く、胴体に匹敵するほど長い尻尾を持っています。

模様はとくにありません。

さらに、タヌキには肩にかけて黒い模様があり、遠くから見たとしてもすぐにわかります。

それと、足全体が黒いのも特徴です。

タヌキの足は少し長めなのに対し、ハクビシンの足は極端に短い構造をしています。

顔も黒模様も、タヌキは左右が繋がっていなく、鼻面が長い顔です。

ハクビシンは、顔の真ん中に白い線が模様として入り、その周りに黒い模様があります。鼻もピンク色のことが多いです。

まとめ

アライグマなのか、タヌキか、ハクビシンなのかを迷った時は、その特徴を見て、どれなのかを理解しなければなりません。

アライグマと似ている部分もありますが、決定的に違うのは尻尾の模様ではないでしょうか。

自分の周りにいるのは、どの種類なのかを見ておくと、地域での害獣問題などで役立つかもしれません。

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