動物園では、食べ物を水辺で洗う姿が可愛らしいと人気を集めている哺乳類、アライグマはご存知でしょうか。
昔のアニメでも題材として使われ、グッズにもなるなど今でも人気上位に食い込んでいますが、そんなアライグマは実は気性が荒く、飼うことが難しいといわれている動物です。
しかし、アライグマを飼いたいと思う人は少なくないはずです。
アライグマは、ペットにできるのか、気性が荒い動物でも人間になついてくれるのかを、まとめていきたいと思います。
アライグマはなついてくれるのか
アライグマという動物は、気性がとても荒い動物です。
攻撃性が高い動物なので、迂闊に手出しができません。
運動神経がとてもよく、牙がとても鋭い、噛む力も強いので、もしも噛まれたらひとたまりもありません。
自分と同じくらいの大きさのイヌに対しても果敢に向かっていき、倒してしまうこともあります。
そんなアライグマなので、人間に対してなつくことはほとんどないそうです。
よく、アライグマを飼ってみたいという声は多いですが、気性の問題からおすすめされてはいません。
アライグマをペットにしたい
可愛らしいアライグマを飼いたいと思う人は多いはずです。
しかし、今の日本ではアライグマをペットとして飼うことは禁止しています。
もちろん、保護や譲り受けることも禁止されています。
平成16年の6月に、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」というものの中にある「特定外来生物」にアライグマがリストインしたからです。
人に危害を与えたり、生態系に悪い影響を及ばすこと、農林水産業に被害が大きいことが理由です。
今では、学術の研究や、展示、教育などの目的で許可を取得できれば飼うことが可能ではありますが、ペットとしては禁止されています。
まとめ
可愛いからとアライグマを飼いたいと思うけれども、今の日本では禁止されています。
昔は購入も可能だったようですが、気性の荒さを扱えずに逃がしてしまうことが多かったからだそうです。
何かを飼うときは、責任をもって飼わなければなりません。
それが、ペットを飼うときのルールだと思います。