最近では街中でも見ることが多くなったアライグマはご存知でしょうか。
動物園では水辺で食べ物を洗っている可愛らしい姿が人気になって、グッズまで出ているほどです。
しかし、その性格はとても凶暴で、安易に近寄ってしまうと危険だということをご存知の方は少ないかと思います。
そんなアライグマですが、レッサーパンダによく似ているといわれています。
どこが似ているのか、どこが違うのかをまとめてみたいと思います。
レッサーパンダはどういう動物なのか
一世を風靡したレッサーパンダの風太くんでお馴染みですが、レッサーパンダの外見を見てみるとアライグマと見分けがつかないことがあるかもしれません。
レッサーパンダは、体長が50センチから65センチほどの大きさで、尻尾の長さは30センチほどの長さです。
レッサーパンダ科という独自の科に属している哺乳類です。
インド北東部や、ブータン、ネパール、中国に分布されており、高地の針葉樹林や落葉樹林に生息しています。
高いところを好んでいるようです。
アライグマとレッサーパンダの見分け方
姿がとってもよく似ていますが、決定的に違う部分も存在しています。
外見の違いとしては、まずは顔の模様があげられます。
レッサーパンダは頬に白い模様が入っているのに対し、太い眉毛のように白い模様が入っていて目の下に黒い模様が入っているのがアライグマです。
正面から見た際は、その違いを見てみると簡単にわかります。
さらに、どちらも体毛の色が違います。
レッサーパンダは、赤茶系の鮮やかな色をしていますが、アライグマは灰色だったり、灰色がかった茶色の体毛を持っています。
分類としてもアライグマはアライグマ科、レッサーパンダはレッサーパンダ科と、細かく分けると違っています。
大まかに分けると同じ仲間になる2種類ですが、細かく分類すればするほど別の動物だといえます。
他にも、アライグマは後ろ足で立っていられるのに対し、レッサーパンダはそれが得意ではなかったりします。
まとめ
アライグマとレッサーパンダ、どちらも可愛い動物ではありますが、実際は危険な動物です。
迂闊に近寄ってしまうと、鋭い牙で噛まれてしまうこともあります。
もしも近所で見かけたら、区や市の役所に相談することをおすすめします。
安易に手を出さないことが重要です。