昔から人気が続いているアニメをきっかけとして知名度が上がっていった哺乳類、アライグマをご存知でしょうか。

動物園では、食べ物を水辺で洗う姿が可愛らしいとグッズが出るほどに人気が高いですが、そのアライグマにはとても恐ろしい病気を持っている個体もいるという事実は、いったいどれだけの人が知っているでしょうか。

アライグマの病気の中でも恐ろしい寄生虫の回虫についてまとめていきたいと思います。

アライグマ回虫症

アライグマ回虫症というものを聞いたことがあるでしょうか。

北アメリカの方ではよく見られることなのですが、アライグマ特有の寄生虫になります。

虫になると小腸に寄生しています。

虫卵が、アライグマの糞を通じて外に放出され、2~3週間ほどで感染力を持つ「幼虫包蔵卵」というものまで育ちます。

これを、アライグマ以外の生物であるネズミやウサギ、鳥類や人間が経口摂取してしまうと急速に成長をしながら体内を移動していきます。

眼などの中枢神経に移動すると幼虫移行症という病気を引き起こしてしまい、かなり重い脳神経に障害を起こしてしまいます。

現在まで、日本国内での人間への感染は確認されていませんが、アメリカにある疾病予防管理センターという施設の調べによると、1981年に初めて患者が発生してからというもの、重症化してしまった脳障害の患者が25例ほど確認され、そのうちの5人が亡くなっています。

この寄生虫が、日本国内の野生のアライグマにも感染するのではないかと、懸念されているようです。

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回虫症を防ぐための予防法

一番の予防法と言えるものは、幼虫包蔵卵が口に入ってこないようにすることです。

アライグマが生息している場所や、野生のアライグマを見かけた近隣では、糞や土の中に回虫卵が含まれているという可能性も大いにあり得ます。

しかし、幼虫包蔵卵には消毒剤の類は効果がありませんが、アライグマの糞や土を焼却すれば安全に処理ができます。

野生動物、ペットに関わらず、動物に触れたら必ず石鹸で手を洗い、アルコールで消毒をするようにした方がいいです。

迂闊に糞に触ったりすることはせず、近寄ることもしない方がいいです。

回虫の幼虫包蔵卵は何年もの間生き続けることができ、それは土の中にいます。

子供が砂遊びをして触ったままの手で食事をすることは避けた方がいいです。

少し気を付けるだけで、その寄生虫に感染するようなことは避けられます。

まとめ

アライグマ回虫症に感染しないためにも、手洗いうがいは心掛けなければいけません。

アライグマだけではなく、自分が飼っているペットだとしても、触った後は手洗いをするようにすれば、何かの感染症にかかることもなくなります。

自分から注意して扱うようにすれば、病気は防げるのでしょう。

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