昔からアニメでも人気を集めているアライグマをご存知でしょうか。

動物園で、食べ物を水辺で洗っている可愛らしい姿を見かけることも多く、グッズも制作されているなどして今でも不動の人気となっています。

そんなアライグマですが、実はとても気性が荒い動物で、凶暴だといわれています。

アライグマは、いったいどれだけ気性が荒いのか、そして食べ物を洗う行動に意味があるのかをまとめてみたいと思います。

アライグマ 気性 荒い

アライグマの気性の荒さ

アライグマはペットで飼うことを禁止されています。

それは、性格がとても荒い動物であり、攻撃性を伴う個体になりやすいということからです。

運動神経がとてもよく、牙も鋭いうえに噛む力がとても強い哺乳類で、本能的に野性味がすごい個体です。

アライグマと同じほどの体格をしているイヌであろうと、立ち向かっていき倒してしまいます。

さらに、アライグマは感染力が強い病原菌を媒介としています。

菌に対しての免疫力が強いということでもあるため、人間にとっても恐ろしい動物になります。

持っているもので有名なものは、狂犬病やアライグマ回虫という寄生虫です。

狂犬病は、感染してしまうと致死量100%の感染症でもあり、対策もあまりない状態です。

アライグマ回虫は、アライグマの糞や土壌に幼虫が混入し、そこを触れてから手を洗わずに食べ物を食べてしまうと経口感染してしまいます。

体内に入った寄生虫は、神経系から脳神経に入り込み、視神経に影響をきたすなど、恐ろしい寄生虫です。

対策としては、土を触ったり、遊んだあとは必ず石鹸で手を洗い、消毒をすることです。

このような病気に注意しておかなければなりません。

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アライグマが食べ物を洗う意味とは?

アライグマを知っている方に印象を聞くと、まず一番最初に出てくるのは食べ物を水で洗う、ということではないでしょうか。

食べ物を水で洗って清潔にしている、というわけではなく、実はあの行動には別の意味があることをご存知の方はあまりいないかもしれません。

洗うという行為が名前の由来にもなっているアライグマですが、本当になんでもごしごしと洗います。

しかし、食べ物を水で洗うことにこだわっているというわけではなく、ただの動作がそう見えているというだけになります。

アライグマが洗うという動作をしている本当の目的は、、水の中の獲物を見つけるということです。

これが習性になっているため、特に水の中に何かがいなくとも、普段からついやってしまうというわけです。

水が近くにあると、本能的につい洗ってしまいたくなるのです。

まとめ

アライグマの習性というのものは、気性の荒さだけではなく、普段何となくやっている洗うという行動も習性にすぎないということがわかります。

動物園で見た際は、そういう行動理由なんだと思いながら見てみると、より面白いかもしれません。

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