昔からアニメの主役として人気を集めているアライグマはご存知でしょうか。
動物園では、水辺で食べ物を洗う可愛らしい姿を見かけることが多く、それを見ているとついついペットにしたいと思う人も少なくないはずです。
そんなアライグマを飼える国や、地域はいったいどれくらいあるのでしょうか。
アライグマを飼える国についてまとめていきたいと思います。
アライグマを飼っていた?
かつては日本でもペットとして多くの人が飼育していましたが、最近では飼うことが禁止されています。
可愛い姿ではあるものの、その可愛さからは考えられないほどに凶暴になり人間に牙を向くこと、人間に感染してしまう病気を持っていること、さらには懐きにくいことから、多くの飼い主がそのアライグマを捨ててきました。
そのようなことがあってから、日本でも野生のアライグマが増えていきました。
アライグマとは子供の頃にはあまり性格が荒くないものの、大きくなるとどんなに可愛がって飼っていても、その飼い主にまで牙を向くほど気性が荒くなります。
そんなアライグマを捨てる、そのアライグマが生態系をどんどん壊していくことからアライグマを飼育することが禁止になりました。
アライグマは、今では特定外来生物に指定されています。
今、アライグマを飼うことを許可されているのは?
現在の日本でもしもアライグマを飼育したいと言っても、それは許可してくれません。
今では、展示や教育などの目的、学術での研究としてでしか飼育はできなくなっています。
ペットである愛玩動物としては、保護することも飼育の管理をすることも、譲り受けることも、購入することもできません。
海外では飼っているという話は見かけますが、それでも飼育者は少ないのが現状です。
可愛い姿だとしても、アライグマは害獣として登録されてしまっています。
なので、もしも見つけたらすぐに対応してくれる保健所や、役所に連絡をすることが大事です。
まとめ
人間が飼いきれずに逃がしてしまうことは、本当にいけないことです。
人間が安易に考えてしてしまったことが、生態系を崩し、さらには罪のない生物を処分せざる得なくなってしまうからです。
飼うのならば最後まで責任を持たなければいけないのだと思います。