アライグマは雑食性ですので、人間が捨てた生ゴミや残飯を漁って食べることがあります。

ゴミが散乱するのは衛生上問題がありますし、片付けにも注意を払わなければいけません。

アライグマが持つ細菌や寄生虫が人間の体内に入ってしまうと、重大なダメージを与える可能性があるからです。

そんな危険にさらされないよう、ゴミ箱やゴミを荒らされないよう対策をしましょう。

アライグマ 対策 ゴミ箱

屋外にゴミ箱を置かない

屋外に常時ゴミ箱を置くことはやめましょう。

荒らされるゴミ箱自体を撤去してしまうのです。

アライグマは一度餌があると学べば、何度もやって来る可能性が高いです。

手先が器用で力も強いため、蓋を開けたりゴミ箱を倒したりすることができます。

屋外にゴミ箱が必要な場合は…

アライグマの天敵であるオオカミの尿を撒く、ハッカ油や木酢液などの忌避剤を撒くなどの対策が挙げられます。

また、最近の調査で夜行性の動物には青色のLEDストロボが有効であることがわかってきました。

アライグマが嫌う障害物を設置することも有効です。

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ゴミ出しは当日朝にする

地域のゴミ集積所などへのゴミ出しは前日の夜に行わないようにしましょう。

アライグマは夜行性ですので、アライグマの活動時に餌を与えてしまうことになります。

必ず当日の朝の決められた時間にゴミ出しをしましょう。

屋外にゴミを残さない

屋外で飼っているペットの餌は食べ終わったら片付けます。

また、川や海、山でのバーベキューやキャンプの後片付けはしっかり行い、生ゴミや食べ残し、お菓子などアライグマの餌になるものは必ず持ち帰りましょう

アライグマから病気が感染する

アライグマは人間や他の動物に感染すると命の危険がある細菌や寄生虫を持っています。

狂犬病やアライグマ回虫は特に危険性の高い病気です。

ゴミ箱に糞や尿をかけることがありますので、徹底した衛生環境で処理を行う必要があります。

アメリカではアライグマから感染した病気で亡くなった方もいますので、少しでも不安があれば自治体や専門の業者に相談することをおすすめします。

まとめ

かわいらしい見た目のアライグマですが、気性が荒く攻撃的で、力も強い野生動物です。

ゴミ箱を荒らして餌を探しているからといって、絶対に餌付けをしてはいけません。

見かけても近づいたり、触ったりしないようにしましょう。

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